2012年02月20日

ABD ロボットニュース- 2011年 4・5月版

もうひとつの大きな出来事- 200台目のロボットの納品

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2011年2月、ABD社は欧州の顧客に対してシリアルナンバーが200のロボットを納品致しました。 最初のSR30ステアリングロボットの納品から14年が経ち、その間に自動操だという単純な機能のみ保有していたロボットシリーズは、今や自動車の走行試験において14年前に比べて圧倒的に強化され拡充された機能を持つまでに発展しました。ステアリングロボットは操だトルク20Nmから175Nmまで、ペダル系操作ロボットはアクセル・ブレーキに加えクラッチと変速操作までも行えるようになり、更に無人運転システムや軟衝突試験用車両を含めると自動車の走行試験においてABD車は総合的なソリューションを提供できるようになりました。参考までに1997年に納品されたSR30のシリアルナンバー001は今どうなっているかと申しますと、今でも現役で使用されております。


ロボットコントローラーソフトウェアversion 7のリリース

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この度ABD社製ロボットに使用できるソフトウェアが大幅に更新されます。更新により多数の機能追加等が行われるのですが、例えばこれまで多数のユーザーからご要望いただいていたソフトウェアの完全日本語化や、オプションとなっていたRT3000との通信機能であるイーサネット接続機能が今後は全てのロボットにおいて標準で搭載され、更にFMVSS準拠のブレーキテスト項目も導入されることとなりました。(詳細は下部に記載しております) より便利で強力なツールとしてお使いいただけるVersion7の詳細をご希望のお客様は、ダイナテックまでお問い合わせください。

開発中- FMVSS準拠ブレーキ試験の導入 - 皆様のご意見・ご要望をお聞かせください。

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上でもお伝えしましたが、Version 7のソフトではブレーキ試験項目が追加されます。これは任意の距離を指定してその距離分を走行した後に複数回のブレーキ操作を可能にする機能であり、FMVSS105 ブレーキフェード試験の手順と合致しています。またご存知のようにこの試験はこの試験は一度でも途中で失敗すると、試験セットを最初からやり直す必要があるため、実施するドライバーにとっても簡単ではない試験となっていますが、Version7を導入いただいたブレーキロボットにおいては、非常に簡単に同試験を実施することができるようになります。 またFMVSS105やFMVSS135が広く参照されている現状を考え、FMVSS126 - Sine with dwellテストのように、ブレーキ試験用の新たなテストグループとしての追加を検討中です。つきましてはこの機能をより便利で簡単なものとするために実際にお使いになるであろうエンドユーザーからのお話を伺いたく、どのような試験手順が追加されれば簡単か、効率的か、等の意見がございましたら是非お知らせいただけますようお願い致します。

軟衝突試験用車両

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2010年にABDは軟衝突試験用車両(SCTV)の販売を開始いたしました。SCTVはADAS機器の評価用として設計された製品で、空気クッションに囲まれたモーター駆動の車両を使用しますので、実際の車両を使った際に起き得る衝突の危険を回避しつつ、試験を安全に行うことができます。実際に試験での使用をシミュレートした際の動画がありますのでこちらからご覧ください。here.


新製品: Track-Fiテレメトリーシステム
無人運転システム用品の派生としてスタートしましたが、ABD社はこの度テレメトリーシステム、Track-Fiをリリース致しました。WiFi技術を応用し、基地局・試験車両間の通信をより確実なものとすることができ、その通信距離は最大1km程度までご使用いただけます。Track-Fiは2.4Ghz帯または5Ghz帯のどちらかを選択して頂くIEEE 802.11準拠のシステムであるため、基本的に世界中どこにおいてもライセンスなしでご使用いただくことが可能です。 (ただし5Ghz帯のシステムは周波数によっては屋外での使用に制限があるものがございますのでご注意ください)


コネクター部の一部変更- USBとイーサネット接続の確実化
これまでロボットシステムのケーブル接続の中で、USBとイーサネットだけは標準規格の接続コネクターを使用してきましたが、使用中に抜ける、または使用中に通信が一瞬遮断することがある、等の報告をいただいたことがありました。そういったケースを防ぐために、ABD社ではLEMOコネクターをg用してより確実なケーブル接続オプションを提供することが可能となりました。このアップグレードは有償となってしまいますが、接続が不安定な機種等において単純修理よりもより確実な対策としてご検討ください。費用等に関してはダイナテック宛お問い合わせください。

DuraコントローラーABD社はこれまでのOmniとMonoの2種類のコントローラーに加えてDuraコントローラーを製品ラインアップに追加致しました。新しいDuraコントローラーは主に耐久試験や無人運転機能を使用した試験用として開発されておりステアリングロボットに加え、統合ペダルロボット(CBAR)も制御することが可能です。また無人運転システム用のセーフティコントローラーを内蔵しており、またPC機能を搭載しておりますので別途制御用のPCが必要ということがなく、車内設置の簡略化、短時間化が可能です(ディスプレイのみご用意ください)。詳細はダイナテックまでお問い合わせください。

2011年の展示会
ABD社は今年開催される以下の展示会に出展致します。ご多忙中とは思いますが、是非この機会にご足労頂き、新製品等をご覧ください。(5月18日、19日、20日に渡って開催される人とくるまのテクノロジー展では、同社の展示品としてSR15、SR60を実物展示いたします。)
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posted by abd at 14:27| 最新情報